2010年3月4日木曜日

不眠症、睡眠障害について

不眠症、睡眠障害に関する面白い本を読みました。実は”不眠”自体には苦痛はないんです。一番の苦痛は、皆が寝ているときに自分だけ起きているという孤独感。そして次に、肉体的苦痛や精神的苦痛の苦しみから解放してくれる「睡眠」が十分に与えられないことに苦痛を感じること。本来は、頭を痛くしている原因や不安といった原因こそ恨むべきものですが、多くの人は自分の不眠に恨みを向けてしまうようです。最後に、明日の仕事に差し支えあるのではないか、病気になってしまうのではないか、といった未来への不安があげられます。
そして、人間は本来「眠れない不安」よりも「眠る不安」を感じる方が先だと言います。子供の頃は、寝ている間に親が別の部屋に行ってしまうのではないか、眠ったら怖い夢を見るのではないか、寝ている間に家族が楽しいことをするのではないか、と「眠る不安」を抱きます。
動物学的に言っても、眠っている間は全くの無防備になるので「眠る不安」は自然の理屈です。
でも、人間は「眠ることは良いこと」「たくさん寝ること」と教え込まれます。そして本来の本能とは逆に「眠れない不安」を抱くようになった、と言うのです。
なるほど、不眠症や睡眠障害は、そもそも人間が「眠る不安」を持っているから、「寝たくない」という深層心理が働いているのかも知れませんね。
高田明和「不眠症で悩まずにぐっすりと眠る方法」
不眠症対策、熟睡・快眠・安眠
不眠症の改善・克服
高田明和の不眠症を治す方法

1 件のコメント:

  1. 不眠症 対策 に関しては、私も以前はよく勉強したものです。おかげで今は、気持ちの良い睡眠をとることができています。

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